平成13年10月21日、田辺寄席に出ました。
その模様をお伝えします。
出番
桂 しん吉「鷺とり」
笑福亭 小つる「延陽伯」
桂 文太「猫定」
中入り
桂 三若「ひとり静」
笑福亭 小つる「竹の水仙」
桂 文太 兄さん
「猫定」は東京の噺だそうです。
恥ずかしながら初めて聞きました。
兄さんらしい「シュ!」としたやり方でした。
体型も変わりませんねぇ。(笑)
桂 三若 くん
「ひとり静」
新作ですね。
勢いのある口調で一気に持っていきました。
俗に言う「うんうん、あるある〜ぅ」ネタで
CMを含め今風の事柄をちりばめて笑いを取っています。
オモロイ話です。
桂 しん吉 くん
男前ですわぁ。
「鷺取り」は動きが多く大きいので、
シグサをよう考えてせねばナランのんです。
空間をいっぱいに使った噺です。
笛も吹けるのね、羨ましい・・・。
早川 久子さん
三味線さんです。
私初めて会うたような気がします。
長いこと大阪の会に出てなかったもんなぁ。(泣)
陽気な雰囲気を持ってはりますんで
舞台の袖がええ具合です。(笑)
舞台のソデです。
しん吉くんがヘタっています。
文太兄さんが前説の準備で着替えているところです。
もうすぐ開演ですぅ。
世界初!?
高座から見た客席!!
「だから、どうした!」ちゅう画像になってしまいました。(汗)
当日大きな事言うてすんませんでした。<(_ _;)>
カメラでどうしても客席を撮って見たかったんです。
照明をいっぱいに上げて、ワイドのレンズで撮らんと
あきませんねぇ。
デジカメで無い方が良かったのかも・・・。
パチカメやったら、今までもありましたもんねぇ。
(自分に言い聞かせている・・・)
さてさて、田辺寄席。
21年ぶりの出演となりました。
お客さんも実にゆったりした気分で聞いて戴いたようで
演ってて楽しかったです。
2席演るのは久しぶりです。
高松の会で事前にやってみました。力の配分が難しいですね。
「延陽伯」ほぼ割愛することなくやりました。
40分はあったんではないでしょうか?
繰った時には45分ありました。(汗)
もう少し嫁さんに力点を置きたいんですが、構成が難しいですぅ。
「竹の水仙」
元の師匠(爆)のネタです。
浪曲の京山幸枝若師匠から戴いたそうです。
節の無い噺で持っていくのは大変ですが、
東京ネタとは少し違います。
侍がベタな口調に変わるところは
ウチの師匠の型が一番好きです。
枝鶴はことのほか幸枝若師匠に可愛がられていました。
何回か呑みに行くのにご一緒させてもらいましたが、
実に陽気で気配りの師匠でした。幸枝若師匠。
お越しいただいた皆さん、おおきにでした。