2002年5月18日(土) 18:00〜

「カモンワーフ」旧唐戸市場の敷地
3階 カモンステージ
山口県下関市唐戸町6番15号





2002年4月25日からの1ヶ月間、
下関で国際捕鯨委員会の年次総会が開催されました。
その期間中に捕鯨について考えようと落語会を企画しました。




   

      

「鯨の身」        「長短」

「鯨のよもやま話」

対談形式



    



下関寄席 鯨亭、おかげさまで盛況のうちに幕を閉じました。
130人からのお客様にお越し頂きました。

カモンワーフ3階、カモンステージの店長さんが、
「こんなに充実した形で会場を利用していただけたのは初めてです。」と
お褒めの言葉をくださいました。(笑)

スタッフは、FSANSANはじめ通信仲間で、「初めての経験」ちう人が
多かったですが、何とか綺麗な形で進行できました。

17:00の会場から、柔らかいBGMに乗せてスライドを流しました。


当日プログラムは

・鯨のイメージビデオ上映

・笑福亭 猿笑 「長短」古典落語(江戸前)

・笑福亭 小つる 「鯨の身」改作落語(上方)

・江島 潔(下関市長)、小つる、猿笑のトークショー

イメージビデオはインターネット仲間の「φくん」(ファイと読む)が
必死こいて作ってくれました。(笑)

長短は気の短い男と気の長い男とのやり取りがホン面白いええ話です。

猿笑は日本くじら党の党首で鯨の本も出してます。
マクラで鯨の小話をしてました。
何より、飛び道具「鯨の絵柄入り」の着物を着てました。(爆)

鯨の身は大阪落語「池田の猪買い」の改作です。

大阪から来た男が知り合いの唐戸の家から
長門仙崎、青海島の通(かよい)まで鯨を買いに行き、
漁師と鯨漁に出かける噺です。
覚えるのに必死でした。(汗)

トークは捕鯨、鯨を食す日本文化、捕鯨の技術の継承、
外国との捉え方の違い、などをギャグを入れながら繰り広げていきました。

小林よしのりさんが編集長やってるんで話題の
「わしズム」って雑誌が創刊されましたが、
その創刊号に下関IWC会議の話題が載ってます。
16ページの漫画があって、その中に2コマに江島市長が登場しています。

市長曰く、「全然、似てません!太りすぎです。」

皆さんの判断を仰ぐべく、本を客席に回覧しました。(爆)
さて、みなさんの判断は・・・

本物がカッコよかったそうです。(笑)

時間いっぱいいっぱいの20:00終演でしたが、
最後までお付き合い頂き、嬉しかったです。
ええかげんな噺家の企画に
真摯にお付き合いくださった、下関市長には感謝です。

しかし、反捕鯨派の意見はなんで、ああ子供じみてんでしょうか?

「魚資源が鯨の捕食で減少している科学的根拠はない」
その意見の科学的根拠をまず示さんかい!!

アメリカの先住民族の捕鯨は提案しても、
日本の沿岸捕鯨の拡大は認めない・・・。

コレが勝手モンでなくて、なんやねん!!





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